これまでのメガフェスは第1回、第2回とメインコンセプト「好きなことを好きと言える居場所作り」として開催、第3回は音楽イベントとして開催してきました。そして今回第4回目となるメガフェスは、昨今の10代には自らに主体性が少ないという実情を副実行委員長で現役高校生である藤野くんから受け、僕らが僕らなりの方法で《メインの参加者である高校生たちが自らについて考える機会》を創りたいと考え、伝える手段を前回コンセプト"音楽"の大元である”音”にフォーカスしイベントを企画しました。
音とは、時に声となり相手に思いを伝えることができ、時に音楽となり多くの人の心に影響を与えることができます。日常の中に必ず存在しているものです。そして、音楽とは音が複数重なりLinkすることで一つの作品が出来上がります。メガフェスは、たくさんの想いと人で創られ、参加した人皆さんそれぞれが主体性を持ち自分自身に対してより能動的になる。正に、人と人がつながり一つのものを創り、創られた場がそれぞれの主体性を育むイベントとして起動しました。
今回はイベントから参加者へ贈るベクトルと、イベント内においてベクトルが廻り合うことをイメージし二部構成としました。
第1部ではトークショーとし、タイトル「夢を追うこと」についてゲストスピーカーと地元の若者代表、そして参加者である高校生たちがディスカッションを繰り広げました。
第2部では、ライブパフォーマンスを開催し「夢を今まさに追いかけている人」と「今夢を模索する中で好きなことに対してアクションを起こしている地元の高校生」によるパフォーマンスの場としました。
また、来場者プレゼントとして日本ロレアル株式会社様からネイル・リップクリーム・デオドラントシート、THE BODY SHOP様からボディーローション・香水サンプルとそれぞれの素敵製品をご提供頂き、当日来場者の方々へプレゼントさせていただきました。
第一部トークショーでは、ゲストスピーカーに土屋アンナさんをお招きし、「夢を追うこと」について皆でディスカッションを行いました。様々な経験に自ら飛び込み、喜びも悲しみも辛さも全て楽しむアンナさんからのお話に来場者の高校生たちは真剣に聞き入り、自らの可能性と今後の未来について考えていました。また、自分の未来についてイメージすることが本当に楽しいことなのだと気付き合う場となりました。
第二部ライブパフォーマンスでは、スペシャルゲストとして”石巻に思いがある”シンガーソングライターのReNさんをお迎えしました。ReNさんの石巻への想い、メガフェスへの想い、そして次世代たちへの想いは音楽として放たれ、来場者の方々の心を奮わせていました。
高校生バンド枠では、石巻を中心に活動されているシンガーソングライターの遠藤理子さんとActLowdyさんに出演していただきました。若さ溢れるパフォーマンスに、これからが非常に期待される二組でした。
今回開催して、メガフェスの原点に回帰できた内容だと感じました。定量的なものに捉われず、皆の魂を揺さぶる場を提供する。そして何より、来場者のみに価値を提供するのではなく実行委員として関わってくれた高校生たちにも価値を提供出来たと思います。ゲストとしてお越しくださった土屋アンナさん、ReNさん、MCとしてお越しくださった安齋慶美さん、ご協賛下さった各企業・団体の皆様、そのほか関係者各位の皆様に心より御礼申し上げます。
今後このメガフェスは姿形を変え様々な場として今後も皆さんの元に在り続けることをお約束します。次世代の皆さんの可能性に誰より期待し、次世代の皆さんの可能性を誰より僕らは信じています。これからも皆さんと共に人間力を磨き合う場を創っていこうと思います。今後の動きにもご注目ください!
最後に、実行委員の高校生からの感想をご紹介し、本報告を締めさせて頂きます。
副実行委員長 藤野蓮太(石巻西高等学校2年)
「僕は元々会社の事業創造やイベントの企画側の"具体的に何をしているのか"を見て経験したくて今回メガフェス2016実行委員会に参画しました。そこで、僕が求めていたことを経験できたのはもちろんなのですが、それよりも人と人が繋がりあって一つのものが出来るということに感動しました。今後僕もこのような機会や場を創っていきたいと思います。ありがとうございました!」
実行委員 阿部明日菜(石巻西高等学校2年)
「今回は素敵なイベントに関わらせて頂き本当にありがとうございました。元々Tシャツのモデルだけというお話で参画しましたが、撮影の時が本当に楽しくて、もっとみんなで何かをやることに関わりたい!って思い、実行委員にも参加させて頂きました。イベント前までのお仕事やミーティングでも、イベント当日も得ることばかりで、すごく楽しかったです。今回の経験は一生の宝物です。このメンバーで何かをすることがもうなくなると思うと、とても寂しいです。これからも何かをみんなでやることに積極的に参加させてください。本当にありがとうございました!」
実行委員 韮沢百華(学校法人 聖和学園高等学校3年)
「私も明日菜さんと同じく元々モデルだけということで関わり始めました。けれど、皆で何か一つのものをつくることにワクワクして、私も実行委員会に参加したいと思い参加しました。私はもう就職も決まっているのですが、今回の経験はこれからの私の人生において芯を作ってくれるような内容でした。これからの日本をつくる一人の若者として、社会へ出ても頑張っていこうと思います。ありがとうございました!」
文貴:メガフェス2016実行委員長 粟野風人
イベント実績:
2016年10月22日開催
総来場者数46名
後援:石巻市、石巻市教育委員会
協賛:(特非)石巻復興支援ネットワーク様、(一社)まちとアート研究所様、日本ロレアル(株)様、THE BODY SHOP様、(一社)石巻元気復興センター様、(株)松弘堂様、(株)エムスノージャパン様、シンガーソングライター石田裕之様、(株)ラ・ディセ様、石巻BLUE RESISTANCE様
特別協力:(株)Histoire(イストワール)様、日野税理士事務所様
収支報告
クラウドファンディング実収入:¥406,080(達成金額¥507,600)
他協賛金(個人含む):¥20,000
自己資金:¥204,623
支出合計:¥630,703
支出内訳:
会場費 ¥133,200
各委託費合計 ¥47,000
人件費合計 ¥139,600
物品購入費合計 ¥165,060
保険費 ¥5,270
リターン製作費 ¥103,789
その他必要経費合計 ¥36,784
この度は「メガフェス2016年度 ~Link in Sound~」の開催おめでとうございます。
今年で4回目となるメガフェス、たくさんの方々にご来場いただき、楽しいイベントになりますよう、祈っております。
そして、このイベントに関わる中学生、高校生の皆さん。
皆さんには無限の可能性が秘められています。
「今」という時を大切にし、楽しみながらも努力を惜しまず、夢に向かって突き進んで下さい。
石巻の未来、そして日本の未来の担い手となるのはあなたたちです。
前を向いて、一緒に新しい「石巻」をつくっていきましょう!!
石巻市長 亀山 紘
メガフェス2016〜Link in Sound〜を応援しています!!
わたくしは、2014年8月1日の第2回メガフェスで、トークショーのゲストとして、イベント登壇、運営スタッフさんのポロシャツなどのデザインなど協力させていただきました。
その際のスタッフのみなさんの情熱に心を打たれました。そのメガフェスが、ますます成長し、さらなるエネルギーをもって、有志の高校生が中心となり開催されると聞き、とても感動いたしました。
次世代の若者たちの大きな表現の場となるこの機会、ぜひわたくしも、応援させていただきたいと思います。
若者の居場所を作りたい。
好きなものを好きと胸を張って言いたい。
自分の街を誇りに思いたい。
余計なことは何もしないのが得策みたいに思われがちな世の中で、あえてメッセージ性の高いイベントで若者を喚起しようとする彼らの挑戦に賛同します。
形あるものばかりが成果ではない。目には見えないけど確かな「手応え」みたいなものが若者から若者へ受け継がれていくことも、石巻の復興に必要です。
彼らの模索は始まったばかりです。
応援よろしくお願いします。
メガフェス2016実行委員会
実行委員長 :粟野風人(management office ニュー 副代表)
副実行委員長:藤野蓮太(石巻西高等学校2年)
実行委員 :阿部明日菜(石巻西高等学校2年)
韮沢百華(聖和学園高等学校3年)
主催元法人(一社)management office ニュー 代表理事 兼子政慶
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